【サイトの表示速度が遅くなった】
→ 画像の自動生成設定を調整・改善
お客様の課題
お客様のWebサイトで、「気がついたら表示速度が遅くなっている」というご相談をいただきました。
特に思い当たる変更はしていないとのことでしたが、日々サイトが重くなっている様子。
・何が原因なのか分からない
・このままだと訪問者が離脱してしまう
上記の内容でとても困っていらっしゃいました。
実施した対応
1. 原因調査
まず、サイトが重くなっている原因を特定するため、以下の項目を確認しました。
・データベースのサイズ
・画像ファイルの状況
調査の結果、サーバー内に大量の画像ファイルが蓄積されていることが判明。
2. WordPressの自動生成設定を確認
調査したところ、WordPressの画像アップロード設定がデフォルトのままになっていました。
WordPressでは、画像をアップロードすると自動的に以下のような複数のサイズが生成されます。
・サムネイル(150×150)
・中サイズ(800×800)
・大サイズ(1024×1024)
・ミディアムラージ(768×0)
・その他、WordPress 5.3以降で追加された複数サイズ
・2561px以上の画像の場合はさらに別サイズも生成
この設定がそのままだと、1枚の画像をアップロードするたびに7〜8種類もの画像ファイルがサーバー内に保存されていきます。
お客様は定期的にブログやお知らせを更新されており、その度に重たい画像をアップロードしていたため、気づかないうちに大量の画像ファイルが溜まっていました。
3. 段階的な解決策を実施
この問題に対して、以下の対応を行いました。
【即効性のある対応】
・画像の自動生成設定を見直し、必要なサイズのみ(フルサイズと中サイズ)に変更
・FTP経由でサーバー内の不要な画像ファイルを削除
【お客様へのレクチャー】
・画像をアップロードする前に圧縮する方法をレクチャー
・適切な画像サイズについてアドバイス
【恒久的な対策】
しかし、お客様が常に画像を圧縮してからアップロードするのは手間がかかります。
また、うっかり重たい画像をアップロードしてしまうこともあります。
そこで、自動的にWebP形式に変換するプラグインを導入し、今後は何もしなくても最適な形式で画像が保存されるように設定しました。
結果
対応完了後、以下の改善が確認できました。
・ページの表示速度が向上
・今後も安心して画像をアップロードできる環境に
対応期間:3営業日
費用 :保守契約内の時間では対応できなかったため+30,000円(税別)

お客様からは「サイトが速くなって嬉しい。今後も安心して画像をアップできる」とのお言葉をいただきました。
このケースから学べること
①WordPressのデフォルト設定には注意が必要
WordPressは便利な反面、デフォルト設定のままだと不要なファイルが溜まりやすい仕組みになっています。
サイトの用途に合わせて、適切な設定に変更することが重要です。
②定期的なメンテナンスでパフォーマンスを維持
画像ファイルの肥大化は、徐々に進行するため気づきにくい問題です。
定期的にサーバー容量をチェックし、不要なファイルを削除することで、快適な表示速度を保てます。
③自動化で再発防止
お客様に負担をかけず、自動的に最適化される仕組みを作ることで、長期的にサイトのパフォーマンスを維持できます。