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LP制作 0円のカラクリとは?

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LP制作 0円のカラクリとは?

「LP制作 0円」「ランディングページ無料で作ります」
——こんな広告を見かけたことはありませんか?

ホームページやLPの制作を検討している事業者にとって、制作費がかからないのは魅力的に映ります。
しかし、「0円」には必ず理由があり、その裏にはしっかりとした収益モデルが存在します。

この記事では、400サイト以上の制作実績を持つあそびラボが、LP制作0円のビジネスモデルの仕組みと、契約前に知っておくべき5つのポイントを解説します。

「LP制作0円」のビジネスモデルとは?

まず、なぜLP制作を0円で提供できるのか、その仕組みを理解しましょう。

広告運用型0円モデルの仕組み

最も多いのが、"Web広告の運用代行"とセットでLP制作を無料にするモデルです。

仕組みはシンプルで、LP制作費を無料にする代わりに、広告運用を継続的に依頼してもらい、広告費の一定割合(相場は20%)を運用手数料として受け取るという収益構造です。

例えば、月額50万円の広告費をかける場合、手数料20%なら毎月10万円が運用会社に支払われます。

LP制作の原価が30万円だとすれば、わずか3ヶ月で回収できる計算です。

それ以降は、契約が続く限り利益が出続ける——だからこそ、制作費を0円にしても成り立つ仕組みなのです。

広告運用型0円モデルのイメージ

通常の制作会社に依頼する場合
→ LP制作費30〜50万円(買い切り)+広告運用は自社 or 別会社に依頼
→ LPは自社の資産として残る

広告運用型0円モデルの場合
→ LP制作費0円 + 広告費の15〜20%が毎月手数料として発生
→ LPの所有権は制作会社側に残るケースが多い

つまり、制作費が無料でも、広告を出し続ける限り毎月コストが発生するという構造です。

他にもある「0円」のパターン

広告運用型以外にも、制作費を0円にするモデルはいくつかあります。

サブスク型(月額制)
制作費0円の代わりに月額5,000〜30,000円程度を支払い続ける。
解約するとサイトが使えなくなるケースが多い。

テンプレート型
無料のテンプレートを提供し、有料オプション(カスタマイズ、独自ドメインなど)で収益化。

成果報酬型
制作費0円で、問い合わせや成約ごとに報酬が発生

いずれも、「制作費以外のところで収益を得る」という点は共通しています。

0円の裏に必ずビジネスモデルがあることを理解した上で、自社に合った選択をすることが大切です。

LP制作0円で知っておくべき5つのポイント

では、LP制作0円のサービスを検討する際に、押さえておくべきポイントを見ていきましょう。

ポイント① 「0円」の代わりに何を支払うのかを確認する

最も重要なのは、制作費が0円になる代わりに、「何にいくら支払うことになるのか」を正確に把握することです。

広告運用型の場合、広告費に対する手数料率、最低契約期間、最低出稿金額など、制作費以外の費用が複数あります。

契約前に確認すべき費用
■ 広告運用手数料は広告費の何%か
■ 最低契約期間はあるか(6ヶ月、12ヶ月など)
■ 最低出稿金額の設定はあるか
■ 初期設定費用やアカウント開設費は別途かかるか
■ レポート作成費用は含まれているか

「0円」の文字に惹かれて契約すると、結果的に通常の制作費以上のコストがかかるケースも珍しくありません。

ポイント② LPの所有権が自社に残るかを確認する

0円で制作されたLPは、所有権が制作会社側に残っていることが多いです。

通常のWeb制作であれば、納品されたサイトは自社の資産になります。
しかし、0円モデルの場合は「制作費を受け取っていないので、LPの権利はこちらにある」という立場を取る会社もあります。

LPの利用に関する確認事項
■ 契約終了後もLPを自社で使い続けられるか
■ LPの二次利用(別の広告媒体での使用など)は可能か
■ サーバーやドメインは自社名義か

特に、「契約終了後はLPを一切使えなくなる契約」になっている場合は要注意です。
広告運用をやめた途端に、それまで使っていたLPも失うことになります。

ポイント③ 解約時のリスクを把握する

0円モデルでは、解約=LPが消えることを意味する場合があります

広告運用を止めたい、別の会社に切り替えたいと思っても、解約するとLPが使えなくなるなら、ゼロから作り直す必要があります。
これは実質的な「ロックイン」(囲い込み)です。

解約時に起こりうること
■ LPが削除され、アクセスできなくなる
■ 広告アカウントのデータが引き継げない
■ これまでの運用ノウハウやデータが手元に残らない
■ 新しくLPを作り直すための費用と時間がかかる

「広告を止められない」状態が生まれてしまうと、費用対効果が悪くても契約を続けざるを得ない——という本末転倒な状況に陥ります。

ポイント④ デザイン・コンテンツの自由度を確認する

制作費を0円にしている以上、LP制作にかけられるコストには限界があります

そのため、テンプレートベースの制作になることが多く、デザインやコンテンツの自由度が制限されるケースがあります。

■ テンプレートの中から選ぶ形式で、オリジナルデザインではない
■ 修正回数に制限がある
■ コンテンツの方向性が広告運用に最適化されるため、ブランドイメージとズレることがある
■ 競合他社と似たようなデザインになってしまう

自社のブランドやサービスの世界観を大切にしたい場合は、0円の制作では物足りなく感じる可能性があります。

ポイント⑤ トータルコストを長期で試算する

0円モデルが本当にお得かどうかは、短期ではなく、1年〜3年の長期スパンで比較する必要があります。

コスト比較のシミュレーション例

0円モデル(広告費月50万円・手数料20%の場合)
→ LP制作費:0円
→ 月々の手数料:10万円
→ 1年間の手数料合計:120万円
→ 2年間の手数料合計:240万円

通常制作 + 自社運用 or 別会社に運用依頼する場合
→ LP制作費:30〜50万円(買い切り)
→ 広告運用は自社対応 or 運用会社に別途依頼
→ LPは自社の資産として残る

広告費の規模や契約期間によっては、最初から制作費を払って自社の資産にした方が、トータルコストは安くなることがあります。

もちろん、広告運用のプロに任せることで成果が上がり、手数料以上のリターンが得られるケースもあります。

大切なのは、「0円だからお得」で思考停止せず、自社の予算と目的に照らし合わせて冷静に判断することです。

0円モデルが向いているケース・向いていないケース

LP制作0円のモデルが一概に「悪い」わけではありません。
自社の状況に合っているかどうかで判断しましょう。

向いているケース

こんな場合は検討の余地あり
■ 広告運用のノウハウが社内になく、プロに一括で任せたい
■ 短期のキャンペーンやテスト的にLPを試したい
■ 初期費用をどうしても抑えたい事情がある
■ LP制作と広告運用を別々に発注する手間を省きたい

向いていないケース

こんな場合は要注意
■ LPを自社の資産として長く使いたい
■ ブランドイメージにこだわったオリジナルデザインが必要
■ 将来的に広告運用を自社で行う、または別会社に切り替える可能性がある
■ ホームページ本体の制作も含めて検討している
■ 長期的なトータルコストを重視したい

特に、ホームページの制作を検討している方が「LPが0円なら、ホームページも安く作れるのでは?」と考えてしまうのは危険です。

LPとホームページは目的も構造もまったく異なります。

LPは1ページ完結の広告用ページですが、ホームページは複数ページで構成され、会社の顔としてSEO対策やブランディングの役割も担います。

「0円で作れるもの」と「きちんと投資すべきもの」を混同しないことが大切です。

まとめ

LP制作0円のカラクリと、契約前に確認すべきポイントをまとめます。

この記事のポイント
1. 「0円」の代わりに何を支払うのか(広告費の手数料など)を必ず確認する
2. LPの所有権が自社に残るか、二次利用が可能かを確認する
3. 解約時のリスク(LP削除など)を把握しておく
4. デザインやコンテンツの自由度が自社のニーズに合っているか確認する
5. 1〜3年のトータルコストで比較し、本当にお得かを冷静に判断する

LP制作0円のモデルは、ビジネスとしては合理的な仕組みです。

しかし、「0円」という言葉のインパクトに惑わされず、契約の全体像を理解した上で判断することが重要です。

自社の資産として残るWebサイトを持ちたいなら、制作費をかけてでも、自社に合ったサイトをきちんと作ることが長期的には一番のコストパフォーマンスになります。

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この記事を書いた人

株式会社あそびラボ
代表取締役:神田 貴司

講談社などの出版社から美容、スポーツ、習い事、クリニック、お寺、さまざまな業種のホームページ制作に10年以上携わり、400サイト以上のホームページ制作実績を持つ。
サブスク型・一括制作の両方のメリット・デメリットを熟知した上で、お客様にサイトの所有権が残るWordPress一括制作を推奨。SEO設計から公開後のアクセス解析まで一貫してサポートする体制で、「問い合わせにつながる」サイト制作を提供している。
WordPressのカスタマイズとSEO対策を強みに、成果の出るホームページ制作を提供している。