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AWSのサービス(もうちょっと詳しく編)

AWSのサービス(もうちょっと詳しく編)

今回は、AWSでよく使われているサービスをもうちょっと詳しく説明していくぞよ。
お手柔らかにお願いします~> <

AWSをサービスを知る前知識

仮想サーバーとは?

クラウドサービスでは、利用者にサーバー機器を1台ずつ貸しているわけではなく、1つの(物理)サーバー機器内にサーバー機器のように動作するプログラムを複数用意して、その1つ1つを貸し出しています。

このようにサーバー機器のように動作するプログラムを仮想サーバーと言います。

仮想サーバーの説明

コンピューティング

アプリケーションやミドルウェアを動かすための環境を提供するサービス。
一般的には仮想サーバーを指すことが多いです。

よく利用されているサービス(目的別)

サーバー関連

①EC2
仮想サーバー(コンピューティング環境)

②Lightsail
EC2と違う点は、コンピューティング環境だけでなく、DNS機能、ストレージ、スナップショット、ロードバランサー機能、ファイアウォールなど、たくさんの機能が揃っています。
(すぐに使えるパッケージ商品的な感じです)

③ECS(Elastic Container Service)
Dockerコンテナを簡単に実行、停止、管理できるサービス

④SES(Simple Email Service)
メール配信サービス

⑤API Gateway
簡単に API の作成・公開・保守・モニタリング保護などが行えるサービス

ストレージ

データを保管するためのサービス。
データを整理する役割も含むデータベースとは異なり、単にデータを保存するためのサービスで、仮想ディスクや仮想ストレージがこの分類になります。

①S3(Simple Storage Service)
データを格納・管理できるオブジェクトストレージサービス
主にウェブサイトやアプリケーションなどのデータバックアップや復元など、さまざまなことに利用します。
HTMLやCSS、画像や動画ファイルなど、Webで使う静的なファイルをS3に置いて配信する場合は、FTP的な使い方に近いです。

②EBS(Elastic Block Store)
S3と並んでよく利用されているストレージサービス
EC2を使用する方は、セットでEBSを使うことが多いです。

S3とEBSの違い
S3とEBSの最大の違いは、ストレージの種類です。

S3:オブジェクトストレージ
EBS:ブロックストレージ

上記のように異なるデータの保存方法を取っています。

オブジェクトストレージは、データを「オブジェクト」という単位で保存。

パソコンで使用されるファイルストレージと異なり、フォルダの階層などを作らずにフラットに保存する方法を採ることにより、耐久性が高く大量のデータを保存できる強みをS3は実現しています。

ブロックストレージは、データを「ブロック」という固定された長さの単位に分割して管理します。

このブロックには番号が割り振られていて、その番号をもとに検索することが可能なため、データへのアクセスが容易になり処理速度が上がるため、処理速度を高速化したいデータの保存に適しています

データベース

様々な形式のデータを整理して保管し、検索や集計を可能にするのがデータベースです。

現状、システムで最も使われている表形式のRDB(リレーショナルデータベース)や、キー・バリュー型で管理するNoSQLデータベース(Not only SQL)など、様々なサービスがあります。

①RDS(リレーショナル データベース サービス)
高速化、耐久性、構築や管理が容易、低コスト、暗号化による高いセキュリティなどが特徴のデータベース。
AWSのRDSでは、現在6つのデータベースエンジンをサポートしています。

(1)MySQL(2)SQL Server(3)MariaDB
(4)PostgreSQL(ポストグレスキューエル)
(5)Oracle(6)Amazon Aurora

②Aurora
AWSに最適化されたデータベース。(MySQLとPostgreSQLに互換性あり)
DBクラスターという単位で管理され、処理を行う1つ以上のDBインスタンスとデータを管理するクラスターボリュームで構成されています。

③DynamoDB
キー・バリュー型のデータを格納するデータベース。
シンプルなデータ構造となるため複雑な検索はできませんが、高速でデータの取り出しが可能です。

ネットワークとコンテンツ配信

①VPC(Virtual private Cloud)
AWS上に作成できるプライベート仮想ネットワーク空間。

②Route 53
新規ドメイン名の登録や、ドメインの DNSレコードの管理が行えるサービス。

①ELB(Elastic Load Balancing)
アプリケーションへの負荷やCPUの稼働状況をリアルタイムにモニタリングできるロードバランサー。
システムのボトルネックを見つけて解消したり、アクセスを自動的に分散できます。
サーバーがダウンした際、そのサーバーへのアクセスを止めて他に割り振ることも可能です。

その他にもセキュリティや分析、IoTやメディアサービス、クラウド財務管理など、様々なサービスがあります。

仮想サーバーの「仮想」って何?と思っていたのですが、ちょっとだけ理解できました^^
環境を全て用意してくれているレンタルサーバーだけでなく、AWSのことを少し理解しておくと、Webについての見識も深まるぞよ。
はい、でも今日はお腹いっぱいです~> <

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