WEB講座
「保護されていない通信」と表示されたら?SSLエラーの原因と対処法
※2026年10月更新:Chromeの「HTTPサイトを開く前の警告」のデフォルト化(2026年10月〜)について追記しました

これってヤバいですか?

しかも2026年10月からは、Chromeの警告がさらに厳しくなっておる。放置すると色々と困ったことになるから、今日はこの警告について説明するぞよ。

「保護されていない通信」とは?
ホームページを開いたとき、ブラウザのアドレスバーに「保護されていない通信」と表示されることがあります。
これは、そのサイトがSSL(暗号化通信)に対応していないことを示す警告です。
SSLに対応していないサイトでは、入力した情報(お問い合わせ内容、パスワードなど)が暗号化されずに送信されるため、第三者に盗み見られるリスクがあります。
- SSLって何?
-
SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上の通信を暗号化する仕組みのことです。
SSL対応サイトはURLが「https://」で始まります。
※httpではなく、https(sが付きます)
※以前はSSL対応サイトに鍵マークが表示されていましたが、Google Chromeでは2023年から鍵マークが表示されなくなり、サイトの設定を開くアイコンに変わっています。
2026年10月から、Chromeの警告がさらに厳しくなりました
Google Chromeは、2026年10月のバージョン(Chrome 154)から、「常に安全な接続を使用する」という設定を初期状態で有効にしています。
この設定が有効だと、SSLに対応していない「http://」のサイトを開こうとしたときに、ページを表示する前に「このサイトは安全な接続に対応していません」という確認画面が出るようになります。
- これまでとの違い
- これまで:ページは普通に表示され、アドレスバーに小さく「保護されていない通信」と出るだけ
2026年10月〜:ページを開く前に警告画面が表示され、訪問者が「続行」を選ばないとページが見られない
よく訪れるサイトでは毎回は表示されませんが、初めて訪れるお客様には警告画面が表示されます。新しいお客様の多くが、ページを見る前に離れてしまうおそれがあります。
なぜ「保護されていない通信」と表示される?
この警告が出る原因は、主に3つあります。
1. そもそもSSLを設定していない
意外と多いのが、SSLの設定自体をしていないケースです。
昔作ったホームページをそのまま使っている場合、SSL未設定のまま「http://」で始まるURLになっていることがあります。
以前はSSLなしでも問題ありませんでしたが、現在はSSL対応が当たり前になっています。Google ChromeやSafariなどの主要ブラウザは、SSL未対応サイトに警告を表示するようになりました。
また、SSLを設定していても、「http://」のURLでアクセスしたときに「https://」へ自動で転送する設定がされていないと、http://のURLから来た人には警告が表示されてしまいます。
2. SSL証明書の有効期限が切れている
SSL証明書には有効期限があります。
多くのレンタルサーバーでは無料SSLが自動更新されますが、設定や契約状況によっては更新されないこともあります。
また、有料のSSL証明書を使っている場合は、手動での更新が必要なケースもあります。
証明書の有効期限が切れると、アドレスバーの表示だけでなく、「この接続ではプライバシーが保護されません」という全画面の警告が表示され、ほとんどの人がサイトを見られなくなります。
※2026年3月から、SSL証明書の有効期間は段階的に短くなっています。手動で更新している場合は、更新のタイミングがこれまでより早くなるので注意が必要です。詳しくは無料SSLと有料SSLの違いの記事で解説しています。
3. 混在コンテンツ(Mixed Content)
サイト自体はSSL対応(https)なのに、ページ内の画像やスクリプトが「http://」で読み込まれていると、混在コンテンツとして警告が出たり、画像などが正しく表示されなくなったりすることがあります。
- 混在コンテンツの例
-
・古い記事に貼った画像のURLが「http://」のまま
・外部サービスの埋め込みコードが「http://」を使用している
放置するとどうなる?
「まあ見れてるし大丈夫でしょ」と放置すると、以下のような問題が起こります。
- 放置のリスク
-
1. 新しいお客様がページを見る前に帰ってしまう
2026年10月から、Chromeでは「http://」のサイトを開く前に警告画面が表示されます。初めて訪れたお客様が、警告を見てそのまま引き返してしまうおそれがあります。2. お客様が離脱する
警告を見たユーザーは「このサイト大丈夫?」と不安になり、すぐに離脱してしまいます。3. SEO評価が下がる
GoogleはSSL対応を検索順位の評価基準にしています。未対応だと検索結果で不利になります。4. 信頼性が低下する
特にお問い合わせフォームがあるサイトでは、「このサイトに個人情報を入力して大丈夫?」と思われてしまいます。
どうすれば解決できる?
原因によって対処法が異なります。
- 原因別の対処法
-
SSL未設定の場合
→ サーバーの管理画面からSSLを有効化します
→ あわせて、「http://」から「https://」への自動転送(リダイレクト)を設定します
→ WordPressの場合は、「設定」→「一般」のWordPressアドレスとサイトアドレスを「https://」に変更します有効期限切れの場合
→ SSL証明書の更新手続きが必要です
→ 再発を防ぐため、自動更新になっているかも確認しましょう混在コンテンツの場合
→ 該当する画像やスクリプトのURLを「https://」に修正する必要があります
→ 記事がたくさんある場合は、データベースのURLをまとめて置き換える方法もあります
ただし、これらの作業はサーバーの設定やWordPressの知識が必要になります。
誤った操作をするとサイトが表示されなくなるリスクもあるため、不安な場合は制作会社や保守担当者に相談することをおすすめします。
ほかのサイトでこの表示を見かけたら?
自分のサイトではなく、ほかの会社やお店のサイトで「保護されていない通信」や警告画面を見かけることもあると思います。
- 閲覧するときの注意
- ・ページを見るだけであれば、すぐに大きな問題になることはほとんどありません
・ただし、お問い合わせフォームへの入力、ログイン、クレジットカード情報の入力などは避けましょう
・そのサイトに連絡したい場合は、電話など別の方法を使うと安心です


特に今はChromeの警告が厳しくなっておるから、早めに対応するのじゃ。

「自分のサイトがSSLに対応しているかわからない」「SSLの設定や転送の設定を任せたい」という場合は、あそびラボで確認と設定を代行できます。
→ SSL・サーバー設定のご相談はこちら(お問い合わせ)
サイトの更新やトラブル対応をまとめて任せたい方は「HPの保守管理」もご覧ください。
制作・保守のご相談はこちら WEB講座一覧