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divタグばかり使ってない?sectionとarticleの使い分け

divタグばかり使ってない?sectionとarticleの使い分け

※2026年10月更新:コード例を修正し、SEOとの関係を正確な内容に見直しました。header・main・navなどほかのよく使うタグ、よくある間違い、divを使ってよい場面を追加しました。

divタグを多用してる人をよく見かけるけど、パンちゃんはどうじゃ?
え、divタグって多用したらいけないんですか?
タグにはそれぞれ役割があるので、それを知った上で使うのはいいんじゃが、とりあえず何でもかんでもdivで囲んじゃえ!というのは良くないんじゃ。

<div>タグばかり使っていませんか?

HTMLを書くときに、<div>ばかり使っていないでしょうか?
内容のまとまりには、<div>ではなく<section>や<article>など、意味を持ったタグを使うのが基本です。

なぜ全部divで囲んではいけないのか

section、article、divは、どれを使っても見た目は変わりません。
では、どうしてdivではなくsectionやarticleを使ったほうがよいのでしょうか?

それは、この3つのタグにはそれぞれ違った役割があるからです。

■article(記事)
それだけを切り出しても意味が通じる、独立した内容を囲む

■section(章・節)
見出しのついた、テーマごとのまとまりを囲む

■div(division=分割)
デザインやレイアウトのためにまとめる。タグ自体に意味はない

articleとsectionにはタグ自体に意味がありますが、divにはありません。

意味のあるタグを使うと、検索エンジンや、目の不自由な方が使う読み上げソフトなどにも、ページの構造が伝わりやすくなります。

あとから自分やほかの人がHTMLを見たときにも、どこに何が書いてあるのかがわかりやすくなります。

HTMLのルール(仕様書)でも、divはほかに合うタグがないときに使う「最後の手段」とされています。

※divをsectionに変えただけで、検索順位が上がるわけではありません。あくまで「ページの内容を正しく伝える」ための書き方です。

sectionとは

sectionは、テーマを持った1つのまとまりを表します。
たとえば、サイトのトップページであれば、下記のように書けます。

sectionの例

<section>
  <h2>ABOUT</h2>
  <p>このサイトは~……</p>
</section>

<section>
  <h2>CONCEPT</h2>
  <p>コンセプトは~……</p>
</section>

sectionの中身が、「ABOUT」「CONCEPT」という意味のある1つのまとまりになっていることがわかります。

sectionには見出し(h2など)を入れるのが基本です。見出しをつけられないまとまりは、テーマを持ったまとまりとは言いにくいので、見出しがない場合はsectionではなくdivを使うと考えるとわかりやすいです。

articleとは

articleは、そのページから切り出しても、それだけで意味が通じる内容を表します。
ブログの記事、ニュース、商品カード、コメントなどを囲むときに使います。

articleの例(ブログ記事とコメント)

<article>
  <header>
    <h1>ブログを始めました!</h1>
    <p><time datetime="2026-10-01">2026/10/01</time></p>
  </header>
  <p>今日からブログを始めてみまし……</p>
  <footer>
    <p>カテゴリ:<a href="/news/">お知らせ</a></p>
  </footer>

  <section>
    <h2>コメント</h2>
    <article>
      <p>更新楽しみにしてま……</p>
      <footer>
        <p><time datetime="2026-10-02">2026/10/02</time> by Taro</p>
      </footer>
    </article>
    <article>
      <p>更新がんばってくだ……</p>
      <footer>
        <p><time datetime="2026-10-03">2026/10/03</time> by Jiro</p>
      </footer>
    </article>
  </section>
</article>

記事全体がarticle、その中のコメント欄がsection、コメント1つ1つもそれだけで意味が通じるのでarticle、という構造になっています。

ほかにもよく使う、意味を持ったタグ

sectionやarticleのほかにも、ページの大きな構造を表すタグがあります。

■header:ページや記事の先頭部分(ロゴ、タイトルなど)
■nav:メインのメニューなど、ナビゲーション
■main:ページのメインの内容(1ページに1つ)
■aside:本文とは別の補足情報(サイドバーなど)
■footer:ページや記事の最後の部分(コピーライト、関連情報など)

これらを使うと、ページ全体の骨組みが、HTMLを見ただけでわかるようになります。

divを使ってよい場面・よくある間違い

divが悪いわけではありません。見た目を整えるためだけにまとめたいときは、divを使うのが正解です。

■横並びにするために要素をまとめる
■背景色や余白をつけるために囲む
■JavaScriptで操作するために囲む

反対に、よくある間違いはこんな使い方です。

へっぽこポイント
■見出しのない囲みに、なんとなくsectionを使う → divにする
■デザインのために囲んでいるだけなのにsectionを使う → divにする
■mainを1ページに何個も使う → mainは1ページに1つ

なお、「構造化マークアップ(構造化データ)」は名前が似ていますが、検索エンジンに会社名や住所などの情報を伝えるための、別の書き方です。
→ 構造化マークアップとは?SEOへの効果とリッチリザルトの仕組みを解説

なるほど!
divが悪いんじゃなくて、意味のあるまとまりには意味のあるタグを使う、ってことですね!
そうじゃ!
迷ったら「ここに見出しをつけられるか?」を考えてみるのじゃ。つけられるならsection、デザインのためだけならdivじゃぞ。

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