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ホームページのリニューアル、本当に必要?「やるべき会社」と「やらなくていい会社」の違い

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ホームページのリニューアル、本当に必要?「やるべき会社」と「やらなくていい会社」の違い

「そろそろサイトを作り直したほうがいいでしょうか」
制作会社として、このご相談は毎月のようにいただきます。

そして正直にお伝えすると、その半数近くは、フルリニューアルをしなくても解決できるケースです。

リニューアルには数十万円から数百万円の費用がかかり、2〜4か月の期間を要します。
それだけの投資をしても、原因を取り違えていれば成果は変わりません。
むしろ検索順位を落として、以前より悪化することさえあります。

この記事では、400サイト以上の制作実績を持つあそびラボが、リニューアルすべき会社とそうでない会社の違い、そして失敗しない進め方を解説します。

まず確認したい「リニューアルが目的化していないか」

ご相談を伺っていると、リニューアルの理由が次のようなケースがあります。

■ 「制作から5年経ったから」
■ 「デザインが古く感じるから」
■ 「同業他社がきれいなサイトにしたから」
■ 「営業電話でそう言われたから」

どれも動機としては自然です。
ただ、これらは作り直す理由であって、成果が出ない理由とは限りません

大切なのは「今、何が起きていないのか」を先に言語化することです。

先に整理したい3つの問い
・アクセス数は足りているか(そもそも人が来ていないのか)
・来た人が問い合わせずに帰っているのか
・問い合わせは来るが、望まない内容ばかりなのか

この3つは原因も対策もまったく異なります。
どこで止まっているかが分かれば、リニューアルが必要かどうかも見えてきます。

リニューアルを「やるべき会社」の5つのサイン

以下に当てはまる場合は、部分的な修正では限界があります。作り直しを検討する価値があります。

サイン① スマホで見づらい・スマホ対応していない

多くの業種で、アクセスの7割以上がスマホからです。

PC向けに作られたサイトを拡大縮小しながら見なければならない状態は、それだけで大半の見込み客を逃しています

■ 文字が小さく、拡大しないと読めない
■ 電話番号をタップしても発信できない
■ 横スクロールが発生する
■ ボタンが小さく押しにくい

レスポンシブ対応は後付けが難しく、構造から作り直したほうが早いことがほとんどです。

サイン② 自分たちで更新できない

■ 更新のたびに制作会社へ依頼が必要
■ 1回の修正に数千円〜数万円かかる
■ 依頼しても反映まで1週間かかる
■ 制作会社と連絡が取れなくなっている

更新できないサイトは、時間とともに情報が古くなります。

料金改定、営業時間の変更、新しいサービス。
更新のハードルが高いと、結局そのまま放置されます

特に施工事例や実績を積み上げていく業種では、更新のしやすさが成果を大きく左右します。

サイン③ サイトの目的とビジネスが合っていない

■ 事業内容が変わったのに、サイトは昔のまま
■ 主力サービスがトップページに載っていない
■ 狙いたい客層と、サイトが語りかけている相手が違う
■ 会社案内としては機能しているが、集客の導線がない

この場合、必要なのはデザインの刷新ではなく情報設計のやり直しです。

どのページに何を置き、どこへ誘導するか。
構造から考え直す必要があるため、実質的にリニューアルになります。

サイン④ セキュリティ上のリスクがある

■ SSL化されていない(URLが http のまま)
■ WordPressやプラグインが何年も更新されていない
■ すでに改ざんの形跡がある
■ サポートの終了したPHPバージョンで動いている

これは緊急度が高い問題です
古いまま放置されたサイトは、改ざんや情報漏えいのリスクを抱えています。
問い合わせフォームから個人情報を受け取っている場合、被害が自社だけにとどまりません。

「成果が出ないから作り直す」より優先度の高い理由です。

サイン⑤ 表示速度が明らかに遅い

■ 表示に3秒以上かかる
■ 画像が重く、スマホで開くのに時間がかかる
■ 古いシステムで動いていて改善の余地がない

表示速度は離脱率に直結します。

画像の軽量化などで改善できる場合もありますが、構造そのものが原因なら作り直したほうが確実です。

リニューアルを「やらなくていい会社」のケース

一方で、次のようなケースはフルリニューアルより先にやるべきことがあります。

ケース① そもそもアクセス数が少ない

月間の訪問者数が数十人という状態でデザインを刷新しても、成果はほとんど変わりません。
見る人がいないサイトをきれいにしても、見る人は増えないからです。

この場合に必要なのは、集客の入口を作ることです。

■ Googleビジネスプロフィールの整備(MEO対策)
■ 検索されるキーワードに合わせたページの追加
■ ブログやお知らせでの情報発信
■ SNSからの流入導線

既存サイトのままでも、コンテンツを追加すればアクセスは増やせます。
まずそこを試してから、リニューアルを判断しても遅くありません。

ケース② 問い合わせ導線だけの問題

アクセスはあるのに問い合わせが来ない場合、原因が導線だけということがあります。

■ 問い合わせボタンが目立たない
■ フォームの入力項目が多すぎる
■ 電話番号がヘッダーに出ていない
■ 料金ページから問い合わせへの導線がない

これらは部分的な改修で対応できます。数万円で済むこともあります

ケース③ 情報が足りていないだけ

■ 料金の目安が載っていない
■ スタッフの顔が見えない
■ よくある質問がない
■ 実績や事例が少ない

不足している情報を追加するだけで、問い合わせが増えるケースは少なくありません。
デザインではなく、載っている中身の問題だからです。

ケース④ 「なんとなく古い」だけ

デザインの流行は数年で変わります。
ただ、多少古く見えても、必要な情報が整理されていて使いやすければ、問い合わせは入ります。

むしろ業種によっては、洗練されすぎたデザインより、実直な印象のほうが信頼されることもあります。

判断チェックリスト
3つ以上当てはまるならリニューアルを検討
□ スマホで見づらい、または非対応
□ 自分たちで更新できない
□ SSL化されていない
□ WordPress等が長期間更新されていない
□ 表示に3秒以上かかる
□ 事業内容とサイトの内容がずれている
□ 主力サービスがトップページにない
□ 制作会社と連絡が取れない

0〜2個なら、部分改善で足りる可能性が高いです。まずは導線やコンテンツの見直しから試してみてください。

リニューアルで失敗しないための進め方

作り直すと決めた場合、押さえるべき点があります。

検索順位を落とさないための引き継ぎ

リニューアルで最も多い失敗が、公開後に検索順位が下がることです。
デザインは良くなったのに、アクセスが半分になったというご相談を受けることがあります。

(1)URLを変える場合は必ず301リダイレクト

ページのURLが変わると、それまでの評価はいったん失われます。
旧URLから新URLへ301リダイレクト(恒久的な移転)を設定することで、評価を引き継げます。

■ 旧サイトの全URLを一覧化する
■ 新サイトのどのページに対応するか決める
■ 対応ページがない場合の受け皿を用意する
■ 公開と同時にリダイレクトを設定する

これを忘れると、検索結果から来た人が全員404ページに飛びます

(2)成果の出ているページを削らない

アクセス解析を見ると、意外なページに人が集まっていることがあります。
リニューアルの際に「不要そうだから」と削除すると、その流入がまるごと失われます。

■ 事前にアクセス解析でページ別の数字を確認する
■ 上位に表示されているページを把握する
■ 流入のあるページは必ず引き継ぐ

(3)テキスト量を減らしすぎない

デザインをすっきりさせようとして、文章を大幅に削るケースがあります。
見た目は良くなりますが、検索エンジンが評価していた情報まで削ってしまうことがあります。

公開前に必ず確認すること

公開前チェックリスト
■ テスト環境に検索避け(noindex)を設定していたか、公開時に解除したか
■ 301リダイレクトの設定は完了しているか
■ お問い合わせフォームは正常に届くか(実際に送信テスト)
■ アクセス解析のタグは新サイトにも入っているか
■ スマホ・タブレットでの表示確認
■ 主要ブラウザでの表示確認
■ SSL証明書は有効か

特にnoindexの解除漏れは致命的です。

制作中はテスト環境を検索結果に出さないよう設定しますが、これを解除し忘れると、公開後もいつまでも検索に出てきません。

公開後にやること

■ Search Consoleに新しいサイトマップを送信する
■ 主要ページのインデックス状況を確認する
■ 404エラーが出ていないか監視する
■ 1か月後、3か月後にアクセス数を比較する

リニューアル直後は順位が一時的に変動することがあります。
1〜2か月かけて落ち着くのが通常なので、短期の変動で慌てて手を入れないことも大切です。

リニューアルに使える補助金がある場合も

意外と知られていませんが、東京23区の一部ではリニューアル費用も補助対象としています。

新規作成のみを対象とする区が多いなか、以下の区では改修・更新も対象です。

■ 中央区(上限30万円)
■ 台東区(上限30万円)
■ 板橋区(上限50万円)
■ 足立区(上限20万円/動画加算枠は25万円)
■ 豊島区(上限20万円/15万円)
■ 葛飾区(上限5万円〜8万円、EC・動画で上乗せあり)
■ 江戸川区(上限10万円/EC・多言語対応は20万円)

補助金を使う場合の注意

多くの区では交付決定前に制作へ着手すると対象外になります。申請から交付決定まで1か月程度かかることもあるため、スケジュールに余裕を持たせてください。

また「全面的な改修」が条件とされることが多く、部分的な修正では対象にならない場合があります。制度の内容は年度ごとに変わるため、必ず各区の公式サイトで最新情報をご確認ください。

リニューアルの費用と期間の目安

規模によって幅がありますが、目安は次のとおりです。

規模 費用の目安 期間
小規模(10ページ程度) 30万円〜80万円 1.5〜2か月
中規模(20〜30ページ) 100万円〜200万円 2〜3か月
大規模(システム連携あり) 200万円〜 3〜6か月

期間は制作会社の作業時間だけでなく、原稿や写真の準備、確認にかかる自社側の時間にも左右されます。
「素材がなかなか揃わず、半年かかった」というのはよくある話です。

まとめ

判断の整理
リニューアルすべきケース
・スマホ対応していない
・自分たちで更新できない
・事業内容とサイトがずれている
・セキュリティ上のリスクがある
・表示速度が構造的に遅い

部分改善で足りるケース
・そもそもアクセスが少ない
・問い合わせ導線だけの問題
・情報が不足しているだけ
・なんとなく古く感じるだけ

実行する場合の必須事項
・301リダイレクトで評価を引き継ぐ
・成果の出ているページは削らない
・noindexの解除を忘れない
・公開後1〜3か月は経過を観察する

リニューアルは目的ではなく手段です。
「何が起きていないのか」を先に特定できていれば、作り直すべきかどうかは自ずと決まります

そして必要だと判断したなら、それまで積み上げた評価を失わない進め方が重要になります。

リニューアルを検討中の方へ

「作り直すべきか、部分改修で足りるのか判断できない」
「順位を落とさずにリニューアルしたい」
「今のサイトの何が問題なのか知りたい」

あそびラボでは、現状のサイトを拝見したうえで、リニューアルが必要かどうかも含めてご提案しています。

■ 400サイト以上のホームページ制作実績
■ 全日本SEO協会 認定SEOスペシャリストによる移行設計
■ 301リダイレクト対応で検索評価を引き継ぎ
■ WordPressでの制作により、公開後もご自身で更新可能
■ 補助金を活用したリニューアルのご相談にも対応

どの制作会社を選べばいいかわからない…そんなお悩みをお持ちの方へ あそびラボでは無料相談を承っています。お見積りのセカンドオピニオンもお気軽にどうぞ。無料で相談してみる

この記事を書いた人

株式会社あそびラボ
代表取締役:神田 貴司

全日本SEO協会 認定SEOスペシャリスト

講談社などの出版社から美容、スポーツ、習い事、クリニック、お寺、さまざまな業種のホームページ制作に10年以上携わり、400サイト以上のホームページ制作実績を持つ。
全日本SEO協会の認定SEOスペシャリストとして、SEO設計からMEO対策、公開後のアクセス解析まで一貫してサポート。「検索に強い」だけでなく「問い合わせにつながる」サイト制作を提供している。
WordPressのカスタマイズとSEO対策を強みに、成果の出るホームページ制作を提供している。