ホームページのドメイン・サーバーは自分で契約すべき?
費用と名義の注意点【2026年版】
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その他費用ホームページを制作会社に依頼するとき、制作費のほかに必ず必要になる費用があります。
それが「ドメイン代」と「サーバー費用」です。
金額そのものは大きくありません。
しかし誰の名義で契約するかによって、数年後の選択肢が大きく変わります。
この記事では、400サイト以上の制作実績を持つあそびラボが、ドメイン・サーバーの費用の目安と、自分で契約すべき理由を解説します。
目次
ドメインとサーバーの役割
まず、それぞれが何のためにあるのかを整理します。
土地に該当するものがサーバーです。
■「建物」を建てても、住所がないとお客さんが来られない。
住所や看板の役割をするのがドメインです。

サーバーはデータを置く場所、ドメインはそこにたどり着くためのURL。
どちらが欠けてもホームページは公開できません。
ドメイン・サーバーにかかる費用の目安
自分で契約した場合の費用感を確認しましょう。
ドメインの年間費用
- 主なドメインの年間使用料(更新料)
- .com:1,500〜2,000円前後
.jp :3,000〜4,000円前後
.co.jp:4,000〜8,000円前後
※2026年8月時点の目安。登録事業者やキャンペーンにより変動します
ドメインは初年度が数百円などの割引価格で、2年目以降の更新料が本来の金額になるケースが多くあります。
「サービス維持調整費」など、為替に応じた追加費用が上乗せされることもあります。契約時は更新料を確認してください。
レンタルサーバーの年間費用
WordPressで運用する場合、一般的なプランは月額500円〜1,000円程度が目安です。
- 主なレンタルサーバー(12か月契約の月額目安)
- エックスサーバー スタンダード:1,000円前後
ロリポップ! ハイスピード:1,000円前後
さくらのレンタルサーバ スタンダード:550円前後
※2026年8月時点の目安。キャンペーンや契約期間により変動します
長期契約にするほど月額が下がる料金体系が一般的です。
また、サーバーによっては12か月以上の契約でドメインが無料になる特典もあります。
合計するといくらか
ドメインとサーバーを合わせて、年間およそ1万円〜2万円。
これが自分で契約した場合の実費です。
制作会社に任せた場合はどうなるか
制作会社がドメイン・サーバーの契約を代行してくれるケースは多くあります。
手続きの手間が省けるのはメリットですが、確認しておくべき点が2つあります。
確認点① 請求額が実費と大きく乖離していないか
ドメイン・サーバー管理代として月額5,000円〜10,000円を請求する会社もあります。
年間に直すと6万円〜12万円。
実費が年間1万円〜2万円であることを考えると、数倍から10倍近い開きになります。
サーバーの管理、バックアップ、障害対応、WordPressやプラグインの更新などが含まれている場合、その分の費用は妥当です。
問題になるのは、何が含まれているのか説明がないまま金額だけが請求されているケースです。
「この月額には何が含まれていますか」と聞いて、明確に答えられるかどうかが判断基準になります。
確認点② 契約名義が誰になっているか
代行料無料で対応してくれる会社もありますが、その場合契約者は制作会社の名義になっていることがあります。
名義が制作会社だと、次のようなことが起こり得ます。
■ 契約を解除した際に、ドメイン・サーバーも同時に解約されてサイトが消える
(そのため管理や保守を解約しにくい)
■ 長年使ったURLを引き継げず、検索での評価がゼロに戻る
■ ドメインに紐づいた会社のメールアドレスが使えなくなる
■ 制作会社と連絡が取れなくなった場合、自社では何も操作できない
→名義は「誰が支払っているか」ではなく、契約情報として登録されている名前で決まります
自分で契約しておくメリット
制作会社を変更しやすくなる
最大のメリットはここです。
数年後にリニューアルしたい、今の会社の対応に不満がある。
そうしたときに、自分名義でサーバーを持っていれば、サイトのデータをそのまま残して制作会社だけを変えられます。
サーバー移管の費用がかからない
ドメインの権利は他社へ譲渡できますが、サーバーの契約は譲渡できません。
※サーバー会社に相談すると、プランによっては譲渡できる場合もあります。
制作会社名義のサーバーで運用していた場合、乗り換え時には新しくサーバーを契約し、そこへサイトを引っ越す作業が必要になります。
- サーバー移管にかかる費用
- WordPressで制作されたサイトの場合、サーバー移管(引っ越し)費用として3万円〜10万円程度かかるのが一般的です。
対応の柔軟な制作会社であれば2万円〜5万円程度で済むこともありますが、いずれにせよ余分な出費になります。
自分名義でサーバーを契約していれば、この費用は発生しません。
契約は思っているより簡単です
ドメインとサーバーの契約は、オンラインで完結します。
■ 必要なのはメールアドレスとクレジットカード(または銀行振込)
■ 申し込みからサーバーが使える状態になるまで、早ければ数十分
■ ドメインとサーバーをセットで申し込めるサービスも多い
■ 設定作業は制作会社に依頼できる(名義は自社のまま)
→「契約は自社名義で、設定作業だけお願いする」という進め方が可能です
持ち家か、賃貸か
ドメイン・サーバーを自分で契約するかどうかは、持ち家と賃貸の違いに近いイメージです。
制作会社に任せきりにすると、住み心地は良くても、出ていくときに家財ごと置いていくことになりかねません。
自分名義で契約しておけば、内装(=制作会社)だけを入れ替えることができます。
年間1万円〜2万円の実費と、数年後の選択肢。
どちらを優先するかを、契約前に一度考えてみてください。
まとめ
- 重要なポイント
- 1. ドメイン・サーバーの実費は年間1万円〜2万円程度
2. 月額5,000円以上を請求される場合は、何が含まれているか確認する
3. 契約名義が制作会社だと、解約時にサイトが消えるリスクがある
4. サーバーの契約は譲渡できず、乗り換え時に3万円〜10万円の移管費用が発生する
(HPだけでなくメールアドレスの設定も必要)
5. 自社名義で契約し、設定作業だけ依頼するという方法もある
なお、ドメイン・サーバーの名義は「初期費用0円」をうたうプランでも重要な確認事項です。
契約形態ごとの違いについては、こちらで詳しく解説しています。